Jul
17
経営というものは不思議なものである。
仕事というものは不思議なものである。
何十年やっても不思議なものである。
それは底なしほどに深く、限りがないほどに広い。
いくらでも考え方があり、いくらでもやり方がある。
もう考えつくされたかと思われる服飾のデザインが、
今日もなおゆきづまっていない。
次々と新しくなり、次々と変わってゆく。
そして進歩してゆく。
ちょっと考え方が変われば、
たちまち新しいデザインが生まれてくる。
経営とは、仕事とは、たとえばこんなものである。
しかし、人に熱意がなかったら、経営の、
そして仕事の神秘さは消えうせる。
何としても二階に上がりたい。
どうしても二階に上がろう。
この熱意がハシゴを思いつかす。
階段をつくりあげる。
上がっても上がらなくても…そう考えている人の頭からは、
ハシゴは出てこない。
才能がハシゴをつくるのではない。
やはり熱意である。
経営とは、仕事とは、たとえばこんなものである。
不思議なこの経営を、この仕事を、
おたがいに熱意をもって、懸命に考えぬきたい。
やりぬきたい。